愛媛ニアショア開発協議会とは

近年、日本で新しい雇用が生まれる産業が乏しい中、日本の産業は様々な業種で、海外にシフトしています。
システム開発を人的コストが安い海外で行うオフショア開発もそのひとつです。

簡単にオフショア開発についての現状をお話させていただきます。
IPA発行のIT人材白書2011によりますと、2010年度の海外に発注された金額は1000億とされています。
オフショア開発を活用した企業で、開発コストが2~3割下がったという企業が約66%という調査結果がありますが、数年でオフショア開発の中心国である中国の人件費も高騰し、コストメリットが出にくくなるであろうと言われています。
また異なる言語異なる文化の中で開発業務を実施することにより、品質管理が難しいという問題点もありました。

このような背景の中で、オフショア開発に代わり、コスト高になりがちな日本の主要都市ではない地方都市にて同じ文化・同じ言語で開発を行いつつコストを下げる、いわゆるニアショア開発が注目を集めつつあります。

愛媛ニアショア協議会取り組みにて、オフショア開発に流れているうちの一部を愛媛県にて実施し、さらなる地域発展に寄与したいと考えております。
あわせまして、この愛媛の地を、高品質ITシステム開発拠点made in Ehimeとして広く認知いただけるよう尽力していく所存でございます。
今後とも、皆様のご指導ご鞭撻よろしくお願い致します。

愛媛ニアショア開発協議会
会長 大塚 純孝